ザ・プロフィットは小説形式で利益構造をいくつかのパターンで解説する本なのだが本当にためになる。何回も読んでいる本なので今更感半端ないがまとめることにした。全てのパターンをまとめると普通に書籍のコピペになるのでいくつか気になったのを最近の事例も踏まえてまとめる。
【ザ・プロフィットの利益モデル】 製品ピラミッド利益モデル
これは低価格層の製品も扱うことで他社が参入してくることを防ぐモデル。本ではバービー人形が取りあげられていて高いもののみ扱うと他社が低価格帯で攻めることができる。この低価格帯で子供の頃にユーザーと接触しておくとそのユーザーが大人になった際に高価格帯のものを売れるなどユーザーとコミュニケーションを取る機会を与えてしまう。低価格もカバーするのはそこで利益をあげるためではなく他社へのファイアウォールのためである。IT企業だとamazonがまさしくこの戦略を取っている。amazonは基本的に多くの製品で最初の初期投資がかかる事業を先行者の立場で参入。その後ユーザーがつき回るようになったら更に装置に費用をかけたり、ユーザーへの費用を減らすなどしてひたすら価格を下げる。そうすることで他社が入ってくるスキを無くす。
ジェフ・ベゾスがappleがスマホで早期に低価格モデルをださなかったのは失敗だったといい切ったのは本当に彼らしい言葉。絶対にジェフ・ベゾスならやらない戦略。appleの戦略は。まあ実際androidの方がシェアを取っているので今後端末の売上が更に鈍化し、アプリの決済手数料が主な売上になった際にgoogleの方が有利である。
【ザ・プロフィットの利益モデル】利益増殖モデル
利益増殖モデルはひとつの資産から様々なアウトプットを出し、利益を増やすモデルのこと。書籍ではホンダが車やオートバイだけでなくエンジンを利用して芝刈り機なども作っていることを例に挙げている。大抵のものが研究開発費に莫大な資金がかかる。一つのものを研究開発で実用化し、それを何度も使いまわすのは非常に理にかなっている。
最近だとtoCのIT企業がそのマーケテイング情報をtoBに提供するなどもある。例えばクックパッドはレシピのリコメンドをするために顧客のデータ(何が好きか)をためていたがそのデータが食品会社のマーケティングデータとしても有用なことを発見し、提供をしている。若干研究開発して作り出したものと違うがこれもにていると言えば似ている。googleはよく自社で使っていたツールを他社にも提供している(bigqueryなど)


