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数値目標って事業をマネージメントする人なら必ずやることだと思うんですがあんまり意味ねえなあと思ったことありませんか?いや、この数字どこに根拠あるねんと。正直僕もついこないだまでそう思っていました。やっぱり、面倒ですし、実際やったらほとんどの場合、それどおりにならないので意味あんのかなと思っちゃいます。ただ最近その考えを改めました。というのも事業を動かすというのは選択していくことであり、選択というのはどれを優先するかを決めることです。

 

リソースが無限、時間が無限ならなんとなく良さそうな施策をひたすら続ければいつか当たる。しかし、そんな前提どちらも絶対ありえない。そこでどれが一番近道かを考えるのです。その際数値目標を設定し、それぞれの施策の数値を試算するとそれ自体は合っていなくても相対的にどれが大きいかは分かってきます。絶対的には外れませんが相対的な推測は案外当たります。

 

そうなるとどれを優先すべきか見えてきます。これは非常に有効なことです。

 

という事に今更になって気付いた。

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最近気をつけないといけないなと思うのは組織においてやらないという判断をすることも非常に重要だということ。やったことで評価されがちだけどやらないとしたこともちゃんと評価したほうがいいんじゃないかなと思う。会社で役割を与えられると人は何かをやろうとする。しかし、営業など直接的に成果をあげる部署でない例えば管理部門やバックオフィス系の職種が過剰にそれをやり、効率が悪く、優先順位の低いものまでし始めると組織の利益効率が落ちる。

 

それだけならいいが、現場が悲鳴をあげ組織が崩壊することもある。まず第一にそういった部門に過剰に人を入れないということを考えるべきだが業務量というのはいつだって人事より流動的であるためそれも難しい。人員が過剰になった時、ちゃんと組織全体のリソース量を考え、何をやらないというのを決めるのもりっぱな決断である。

 

でもなかなかこれを評価するのは難しいよなあ。。。

 

ちゃんと施策の効果を定期的に調査し、効率性を調べるというのはもちろんだがそれはあくまでやった施策に対してでやらなかったことによる効率性ではない。リソースあたりのその人の成果を出すべきなのかもしれない。しかしそうなると逆にそこの管理が難しい。人的リソースの場合、どこでどのリソースに割り当てられたとするかは定性的な部分も多い。

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「自動で会計、待ち時間なし アマゾンがコンビニ進出」

http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN05H1T_W6A201C1000000/

 

amazonがついにコンビニを開始するとのこと。ネット上での顧客の入り口を取り終えてリアル店舗での入り口も抑えようということなんだろう。この手はものすごい一手だと思っていて下記のメリットが有る。

 

・顧客の入り口を抑えることでコンテンツ、商品のメーカーに対して強気交渉ができる

・決済アカウントが増える

・決済情報をより多く手に入れられる

・物流拠点ができる

 

amazon prime nowなどにも影響してくるはず。この顧客の入口を抑えるって本当に重要な事だと思う。結局smartnewsやgunosyなどコンテンツを持つ側ではなく入り口を抑えている方が強い。顧客という最重要地点を掴んでいるので。逆に今後toBの間に入っている商社的な産業はますますきつい。

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WELQ閉鎖、そしてDeNA傘下の他のキュレーションメディアの閉鎖で今回の問題は医療情報をSEO優先なコンテンツによって提供していたことからキュレーションメディアの仕組み自体を問題視するものとなった。これは他のキュレーションメディアも風当たりが強くなることが予想される。

 

LAUGHY、RETRIPなどDeNAパレットシリーズ以外でもキュレーションメディアは多い。このたぐいのメディアは検索経由で1ページだけ見たユーザーも利用者としてカウントするところもあるので一概に利用者数を信じるのもどうかと思うがどれも数百万人規模で利用者を伸ばしていた。

 

これらが影響を受けるのはもちろんだが他にもあると思う。例えばクラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングのサービスを提供している所。この辺はキュレーションメディアのライティングの発注が相当あったはず。ライティングの案件がこれで大分減るはずだ。DeNAのクラウドソーシングでの発注は界隈では前から話題に上がっていたので相当長い間大規模に発注していたと思う。

 

この辺のライター、ないし、クラウドソーシング企業がどう対応するのか見もの。

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welqの騒動はDeNAパレットシリーズのmery以外を閉鎖という形で一旦落ち着いた。この決断スピード自体は凄いと思うだがmeryのみを残して他のメディアも閉鎖するのは悪手だと思う。そもそも今回の問題というのはwelqが医療情報という比較的重く、間違うことが許されない情報をSEOを重要視した質の悪いコンテンツで大量生産したことにある。

 

コレ自体は許されない。

 

ただ他のメディアも閉鎖すると問題が若干変わってくる。つまり医療情報をキュレーションというやり方で配信しちゃいけないよね。からキュレーション自体いけないと認める事になってくる。個人的にはキュレーションメディア自体はジャンルによっては便利だと思う。もちろん著作権などの問題をちゃんと対応することが前提だが。

 

これをすることで医療分野以外のモノも封じられる。しかもその分け方だとmeryだけ分けるのは筋が通らなくなる。売上的にmeryは切れません。は言い訳になっていない。

 

DeNAはちゃんと今回の問題を医療分野でキュレーションを行うのはまずい。で切っておくべきだった。これからmeryは大分厳しくなると思う。

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1営業も経験して経営も一度経験し、今はプロダクトマネージャーとして1プロダクトを回しているけど色んな立場を経験したので全体の中でそれぞれがどんなスキルを持ち、どういうふうに動けばいいか分かってきた気がする。現時点のプロダクトマネージャーの必要スキルをちょっとまとめてみようと思う。1年後またこれを読んで自分を定点観測したい。

 

プロダクトマネージャーに必要なスキルは2つ「戦略立案能力」と「チーム調整力」

 

プロダクトマネージャーに必要なのはこの2つに集約できると思う。一つが戦略立案能力でこれはプロダクトを市場の中のどのポジションに置くか、またどうやってその位置に持っていくかの道筋を考える能力だ。プロダクトマネージャーはそのプロダクトにおいては小さいCEOのようにたち振る舞わなければいけない。そのプロダクトチームの中では社長なのだ。この能力はサラリーマンからの叩き上げで位置部門から上がってきたスペシャリスト的な人には難しいと思う。yahooはベンチャーをM&AしてきてうまくCEO人材をプロダクトマネージャーに持ってきてこの能力を社内に蓄積している気がする。

 

なんでこの能力がスペシャリストには難しいかというと戦略というのは1個人が全ての戦術を頭に入れ、戦略に落とし込まなければいけないからだ。マーケティングはもちろん、開発技術の理解やデザイン、様々な領域を横断的に身に着けていなければいけない。これが狭いと戦略も狭くなる。リーダーの視野以上に戦略は広くならない。

 

一度起業して一番良かったのは全ての項目を一通り若いうちに経験できたことだ。人事、経理、マーケ、営業、開発、デザイン。なんでも自分で見なければいけなかった。今それが血となり肉となっている。

 

もう一つがチームの調整能力である。これも実際にそのスキルを持っているかどうかで決断スピードや指示の具体性がぐっと上がる。しかし、それ以外にチームの穴を見つけ、学習し、その穴を埋める能力も入っている。どういうことか。

 

サービスを立ち上げる時、必ずチームには不足するスキルが出る

 

サービスを立ち上げる時、ベンチャーであれば自分で人材を見つけ出せるので不足しているスキルの人材を連れてくることは理論上は可能だ。(実際はそんなに来てくれないことが多いのでうまくはいかない)しかし、社内で新規事業を立ち上げる時、そのために人を雇用するのは稀だと思う。大抵違うチームから引っ張ってくる。そうなるとやはりそのために集められたわけではないのでスキルに穴が往々にしてできる。例えばメディアを多数運営している会社が新しく動画メディアを作ろうとしたら社内に動画編集技術を持っている人がいないなど。

 

そういった際にまずそこの技術を身につけるのはプロダクトマネージャーであるべきだと思う。実際にそれがどれくらいのタスク量でどういったスキルが必要でというのはやってみないとわからない。また他の人員を各自のタスクに集中させなければいけない。そういったものが細かいところでもちょこちょこ出てくる。〜を申請するのはどうすれば良いのか?新しいマーケ手法などなど。こういったものをチームに担当者がいないからと言った理由で止めるマネージャーがいるが自分に言わせると糞だと思う。まずやるべきだ。自分で。

 

プロダクトマネージャーはパシリ

 

プロダクトマネージャーと言うと偉そうに見えるし、実際に勘違いしている輩も多いと思う。しかし、実際にはチームを調整するために細かい雑用もやるパシリの方がしっくりくる。つまりチーム調整能力とはある意味パシリ能力なのだ。

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結構周りのアプリの広告(特にCPI指標)でリスティングがあまりうまくいった事例を見たことが無い。個人的にはこれはユーザーのモチベーションが検索を行うときとアプリを探している時で大きく違うからだと思っている。検索をしている時、ユーザーは基本的にはコンテンツを求めていることが多い。例えばマンガのNARUTOをタダで読みたいというユーザーは「NARUTO 無料」で探す。

 

ここにリスティング広告でマンガアプリの広告を挟んでもユーザーはすぐにコンテンツを見たいので下にNARUTOのコンテンツページがでていればそちらに行くはずである。

 

他のアプリでも多分同じことが起こっていてそもそもアプリをダウンロードするモチベーションのユーザーはストアで検索する。コンテンツにいち早く行くたいためgoogleで検索するわけなのでそこのモチベーションをリスティングで大きく変えるのは難しい。

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最近サービスを習慣化させるためにどうすれば良いのかを考えている。多分下記のステップを踏ませることが重要。

 

・きっかけを作る

・スムーズに実行できる

・報酬(その機能を使う快感)

・次もさらにやりたくなる

 

4つ目は無くてもまわっているものはある。しかし、それは1のきっかけを頑張る必要がある。これを機能単体、もしくはサービス全体で回さないといけない。そう考えた時、クックパッドってやっぱりすごいなあとなった。クックパッドのプレミアム会員で下記の機能がある。

 

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・人気順検索

・Myフォルダの増強

 

クックパッドのプレミアムサービス全体で見た時、まずユーザーは良いレシピを探したいと考え人気順検索を目的にプレミアムサービスを始めます。その後良いレシピに出会いたいと思い、どんどんmyフォルダにためていきます。そうなると今度は無料分を超え、プレミアムをやめれなくなってきます。あとはmyフォルダを人質にずっと続けさせることができます。

 

もし人気順検索だけだと気になるレシピがある時期にだけプレミアムになって気になるもの、検索したいものが無いときは続ける理由が薄くなります。出たり入ったりするユーザーが多くなるはずです。しかし、myフォルダを人質に取ればその間もやめにくい。

 

やっぱりうまくいっているサービスには常に理由があるんだなあと思った。

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ザ・プロフィットは小説形式で利益構造をいくつかのパターンで解説する本なのだが本当にためになる。何回も読んでいる本なので今更感半端ないがまとめることにした。全てのパターンをまとめると普通に書籍のコピペになるのでいくつか気になったのを最近の事例も踏まえてまとめる。

 

【ザ・プロフィットの利益モデル】 製品ピラミッド利益モデル

 

これは低価格層の製品も扱うことで他社が参入してくることを防ぐモデル。本ではバービー人形が取りあげられていて高いもののみ扱うと他社が低価格帯で攻めることができる。この低価格帯で子供の頃にユーザーと接触しておくとそのユーザーが大人になった際に高価格帯のものを売れるなどユーザーとコミュニケーションを取る機会を与えてしまう。低価格もカバーするのはそこで利益をあげるためではなく他社へのファイアウォールのためである。IT企業だとamazonがまさしくこの戦略を取っている。amazonは基本的に多くの製品で最初の初期投資がかかる事業を先行者の立場で参入。その後ユーザーがつき回るようになったら更に装置に費用をかけたり、ユーザーへの費用を減らすなどしてひたすら価格を下げる。そうすることで他社が入ってくるスキを無くす。

 

ジェフ・ベゾスがappleがスマホで早期に低価格モデルをださなかったのは失敗だったといい切ったのは本当に彼らしい言葉。絶対にジェフ・ベゾスならやらない戦略。appleの戦略は。まあ実際androidの方がシェアを取っているので今後端末の売上が更に鈍化し、アプリの決済手数料が主な売上になった際にgoogleの方が有利である。

 

【ザ・プロフィットの利益モデル】利益増殖モデル

 

利益増殖モデルはひとつの資産から様々なアウトプットを出し、利益を増やすモデルのこと。書籍ではホンダが車やオートバイだけでなくエンジンを利用して芝刈り機なども作っていることを例に挙げている。大抵のものが研究開発費に莫大な資金がかかる。一つのものを研究開発で実用化し、それを何度も使いまわすのは非常に理にかなっている。

 

最近だとtoCのIT企業がそのマーケテイング情報をtoBに提供するなどもある。例えばクックパッドはレシピのリコメンドをするために顧客のデータ(何が好きか)をためていたがそのデータが食品会社のマーケティングデータとしても有用なことを発見し、提供をしている。若干研究開発して作り出したものと違うがこれもにていると言えば似ている。googleはよく自社で使っていたツールを他社にも提供している(bigqueryなど)

facebook

最近趣味でfacebookページ一つ運用していて思ったのは分散型メディア、特にSNSでリーチするタイプのものは純広告を打ったほうがいいよねと思っている。というのも例えば従来のブログにつれてきてアドネットワークで広告出す形だと

 

facebookページ→web→広告

 

になるが

 

facebookページ→広告

 

の方が単純に途中で離脱しないのでクリック数稼げるよねという話。ただ純広告の営業回すほどの規模ではないという話なのかもしれないが今時純広告だって営業しなくても売れていく。baseか何かで1枠1万とかで売るのもありだからソッチのほうが全然儲かる。僕もfacebookページ2万いいね10万PVほどのメディアを運営しているが10万PVだとアドネットワークだと大した金額にならないが純広告を売るとまあまあ儲かる。既にfacebookページ主体のメディアはオリジナル動画コンテンツを作っているところも多いので(KURASHIRUとか)結構当たり前と言えば当たり前だが個人ブログ規模でもできるでという話。

 

ただアドネットワークをかいせないぶんターゲッティングが難しい。メディアの方針をエンタメとかではなくよりジャンル特化させたほうが売りやすい。